撮影ワンポイントアドバイス
by MONAKO PROMOTION

始めに

誰に見てもらう?

あなたが撮っているビデオは、誰に見てもらうのでしょうか? 家族だったり、友人だったり、ほとんどの場合いわゆる第3者に見てもらうのだと思います。 それを前提として、以下の話をさせていただきます。

あなたが撮ったビデオを見てくれる人が、見やすく疲れず安心して見てくれる、 そしてあなたがいったい何を伝えたかったのかをわかってもらえなければ、つまらないビデオとなってしまいます。 一生懸命撮ったあなたの努力が報われません。
そうならないように、どんな点に気を付けていけばいいのかを 私が伝えられる範囲でお話していきます。 気を付けている点をそのまま伝えられない拙い私の文章力をお許しください。本人も嘆いております…

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見やすい とは?

手ブレ

ホームビデオを見ていて、見づらいと感じる最大の要因は手ブレによる不必要な画面の揺れでしょう。視線が定まらず、画面に集中できません。 あまりひどいと、船酔いしたように気持ち悪くなることもあります。子どもの運動会など、可能なかぎりのズームアップを撮影した時など、 撮っているあなたも気持ちが悪くなったことがありませんか? 撮りたかった子どもは結局映っていなかった、どこにいるのかわからないという経験が私にはあります。
そういった失敗を防ぐために、可能なかぎり三脚を使うことをお奨めします。 特に景色・建物など動かないものや、動きの少ない物を撮影する場合には必須です。どんなに足をふんばっても、脇をしめても、壁に寄りかかっても、 三脚に据えたビデオカメラの安定感にはかないません。安定した映像は、見やすく、疲れにくく、そして安心感を与えます。
ただし、三脚では、小さい子どもが走り回って遊ぶ姿を追いきれない場合もあります。そういった事が予測される時には、あえて三脚からカメラをはずす事も有りです。
そういった時には、三脚からすばやくカメラを取り外すことができるクイックシューが必需品です。
大切なのは、今撮ろうとしている場面が安定を優先させるべきなのか、動きを優先させるべきなのか、よく考えて、一瞬のうちに判断することです。 三脚を使う使わないという境界線は千差万別で、はっきりと言うことはできません。試行錯誤を繰り返して経験していく他は無いと思います。

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水平

水平がとれず傾いている映像は、見る人に不安感を与えます。不安感を与えるために、映画やドラマでは、あえて傾けている映像も見かけます。 意図して傾けるのはいいのですが、そうでない場合には水平をきちんととりましょう。
カメラの傾きは、撮影している時には気が付きにくいものです。ファインダーやモニターの映像はカメラの傾きにかかわらず水平のものは水平に、 垂直のものは垂直に映っているんですから。その映像を水平に置かれたテレビに映して初めて気が付くのです。
水準器付きの三脚があればその水準器を使いますが、無い場合などはファインダー内で確認するしかありません。 私は、まず画面の端に垂直であるべきもの(例えば電信柱・建物の柱など)を映し(録画ボタンはまだ押していない)、ファインダーの端の線と合わせます。 合わせた後、カメラを少し横にまわして、垂直であるべきものをファインダーから外します。そして撮影。
その基準としたものをファインダーから外すのは、後から見たときに、基準が無いほうが多少の傾きに気づきにくくなるためです(プロらしからぬ。内緒ですよ…)。
ただし、これも広角ぎみに撮るときには使えないテクニックです。
水平であるべきもの(建物の接地線など)は使えません。その線は、真正面から見た場合に限っての水平だからです。ただし海などの水平線はこの限りではありません。

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フレーミング

あなたが撮りたかった主題は何だったのでしょうか?
例えば、公園などでご自分のご家族のランチシーンを撮っていたとします。ご家族の後で他の人が遊んでいたとしましょう。 背景の動きについ目を奪われ、ご家族に集中できなくなってしまいます。ご家族の映像に集中してもらうために、背景の余分な部分は極力排除してしまうべきです。 そのためには、背景のしめる面積をできるだけ小さくします。ズームアップなどでご家族を画面いっぱいに映すのです。 レンズの特性により、ズームアップすると背景はボケて映ります。その分、中心となるべきご家族の映像により集中できるという利点もあります。 また、カメラについている効果(例えばソフトフォーカス等)を使ったり、あるいは手動で絞り値(F)を小さくしても同様の効果が得られます。 事前にいろいろ試してみてください
また、主題を食ってしまうような強い光や色彩はなるべくフレームに入れないようにします。2・3歩横に動いたり、カメラの高さを変えると、 その邪魔な背景を隠すカメラポイントが見つかることもあります。最初に据えたカメラポイントにこだわらない事も、時には必要です。

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カメラの高さ

どのくらいの高さにカメラを据えて撮影していますか?
あなたが、自然に立った時の目の高さに合わせて撮影することが多いでしょう。長時間の撮影でも疲れにくく、安定した撮影ができます。 見てくれる人にとっても(あなたが一般的な身長であればですが…)、見慣れた高さであるため、もっとも安心して見ることができます。
もし、身長の低いお子さんを撮る時には、思い切ってお子さんの目線までカメラを下げてみましょう。お子さんの可愛い表情がいきいきと撮ることができるでしょう。 そうすることにより、お子さんがどんな目線で周りを見ているのかもわかります。大人の目線では気が付かなかった新しい発見があるかもしれません。
また、お子さんがテーブルや地面の上で遊んでいる場合には、低い位置からお子さんの表情を映しましょう。 そして、高い位置からテーブル面を映すことも忘れないで下さい。後でまた触れますが、欲張って、表情も動きも1カットに収めようとすると、 どちらも中途半端でわかりにくい映像になってしまいます。少し手間は増えますが、表情を撮るカット、動きを撮るカット等役割分担をさせた方が、 よりわかりやすい映像になります。ベストショットのためには手間を惜しんではいけません。
臨場感を高めたい場合、例えば目も眩むような高い塔へ上ったときなど、そこから見える景色ばかり撮ってしまいがちです。 可能であれば、足元からはるか下の地面も撮ってみてください。その塔の高さがビデオを見てくれる人にもきっと伝わります。
余談ですが、昔大ヒットした映画「ジョーズ」、恐怖感を観客により与えるために、カメラをあえて波間に漂わせたそうです。 水平はとれない、バランスも良くない、なぜそうしたのか…。今にも襲われそうな人のすぐ傍に観客の目線を置くためだったのです。 すると、見ている自分の足の下を巨大なサメが通るような錯覚に陥り、観客の恐怖は増大したのでした。

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明るさ

撮影する時、映像の明るさはどう調整していますか? カメラのオート機能にまかせっきりでしょうか? 通常はそれで十分だと思います。私も基本的にはそうです。
しかし、自分が映したい被写体に明るさが合わず、白く飛んだり、黒くつぶれる場合もよくあります。背景の面積を変えることで解消できる場合もありますが、 カメラが調整しきれない時は、人が補わなければいけません。マニュアル操作で明るさ調整をしてみましょう。多くのカメラには逆光補正ボタンが付いていますが、 あなた好みの明るさに調整してくれるとは限りません。ぜひ、普段からマニュアル操作の練習もしてください。 その練習・経験がいざという時の失敗を最小限にしてくれます。
最近のカメラはかなり性能がよくなり、多少暗いところでも撮影することができます。それでも私はビデオライトを用意しておくことをお奨めします。 3Wのライトなら、おおよそ1メートル半までの距離なら使えます。一般的なご家庭の部屋での撮影にちょうどいい感じです。 結婚披露宴等の大きな会場では3Wでは出力不足ですので、10〜20Wは必要です。
ご家庭でお子さんの誕生会を撮影した時など、お子さんの瞳にろうそくの火がうつり込み、とても可愛く思えたことはありませんか?  普通部屋の中での撮影では、天井からの蛍光灯などが主たる照明です。そうすると、髪に光があたり、肝心の顔は影になり、暗く映ってしまいます。 こういった場合にビデオライトを使うと、顔が明るく映り、さらにお子さんの瞳にライトが反射して、より可愛く映すことができます。 それを極端にしているのが、アイドルのプロモーションビデオです。ほら、昔の少女漫画のように瞳に星(ライト)が光っているでしょう。少しマネしてみませんか? ご自分のお姫様のために(スミマセン、私親ばかです)。
一方、ホワイトバランスについても、明るさ調整と同様です。ご自分の望むバランスにならない場合はマニュアル操作を試してください。

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スポットライト

スポットライトに照らされる被写体の撮影は、最も難しい撮影の一つです。
よくあるシチュエーション、披露宴キャンドルサービスでの撮影で考えてみましょう。
カメラの設定をフルオートにして撮る場合、バックの暗い部分に明るさが合わせられるため、多くの場合、 肝心の新郎新婦は白く色が飛んでしまいます。逆光になってしまった場合にはシルエットしか映りません。
カメラの設定をセミオートやマニュアルにすればどうか。新郎新婦の動きを追いながら設定を変更するのは容易ではありません。 ビデオライトを使うのはどうか。披露宴会場でスポットライトをあてるのは、その場の雰囲気を盛り上げ、新郎新婦に注目してもらうためです。 そこにビデオライトの明かりをあてたとすると、会場側の意図や会場の雰囲気を壊してしまいかねません。そのため、ビデオライトの使用はお奨めできません。
そこで私は、カメラマンはスポットライトのすぐ横に位置することをお奨めします。
逆光になってしまう機会が減ることでしょう。そしてカメラの設定をセミオート、明るさを暗めに設定します。撮影しながらのカメラ操作(設定の変更)は少ないに越したことはありません。
また、キャンドルサービス中全てをベストショットに と力まない方がいいでしょう。欲張りすぎて、「二兎を追うもの一途も得ず」になりかねません。そしてその事が最も避けたいことです。
いっそ割り切って、ここでは全身像を撮り、ここでは表情のアップ、ここではシルエット等と狙いを絞りましょう。 今、PCを使ったノンリニア編集では音声と映像をまるっきり分けて編集することができます。音声は途切れないようにして、見栄えのしない映像部分だけをより良い映像に差し替えるのです。

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カメラの移動

動く被写体を追ってカメラを動かす(左右方向:パン、上下方向:チルト)ことや、ズームインズームアウトはよく使う手法です。 しかし、安易に使うのは少し待ってください。
カメラを動かす前と、動かし終わってからの数秒は、画面を止めておくことが基本です。その間の移動には細心の注意が必要です。 移動の軌跡が少しでもぎこちなかったり、乱れたりすれば、見てくれた人の安心感を損ねてしまいます。 ぶれないように、スピードが変わらないように、その現場で何度か練習しましょう。またパンをする際、カメラを動かしていくと、 合っていたはずの水平がずれてくる事もあるので、忘れずにチェックしておきましょう。
一方、私もやってしまいがちなのが、ズームのやり直しです。寄りすぎたり、引きすぎたりした場合に、あわてて直してしまうのです。 あわてた操作は手ブレと同様のマイナス効果をうみます。早く直してしまいたい気持ちをグッと我慢して、ゆっくり落ち着いてレバー操作をしましょう。
動く被写体であれば、どの方向にどんな速さでどのように動くのか、常に予測していなければいけません。動物も幼児もその動きは予測しがたいものがあります。 しかし、じっくり観察し、その予測が的中して、素早い動きをフレームにしっかり収めることができれば、それはベストショットとなるでしょう。
ゆっくりとしたパン・チルト、ズームは、正直難しい手法だと思います。スピード・バランス等気を使わなければいけない箇所が多すぎます。 確かにカットを繋いで同様の状況説明をすることは可能ですが、スムーズに移動している映像は、こう動くんだろうなぁと予測しながら見る人にとって、 その通りにカメラが動いてくれれば、少し息抜きにもなるのです。緊張の連続は誰でも疲れます。作品の中では、多少息抜きができるカットも必要なのです。

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1カットの長さ

1カット(録画ボタンを押して、次に撮影を止めるまで)の長さはどのくらいがいいのでしょうか?
これは、どのような目的にするのかによって、全く違ってくるので、具体的な長さ(秒数)を言うことはできません。 被写体の動きが激しい場合には、1カット1分でも短く感じるかもしれませんし、動きの少ない場合(風景など)は10秒でも長く感じるかもしれません。 例えば、CMのように限られた秒数に多くの情報を伝えたい場合には、1カットの長さは短くなります。逆に、癒し系のビデオなどでは1カット数10秒にもなります。
大切なのは、あなたが何を伝えたくて、それを見てくれている人がどう感じてもらいたいのかを想像することです。 私は以前プライベートで、生まれたばかりの自分の赤ん坊を延々と20分も撮り続けました。いつになるかわからない笑顔を撮りたかったのですが、 後から見直したときには、正直飽きました。もっともこれは後から編集し、手を動かしたシーン、笑った(ように見えた)シーンをつなげて、1分ほどに短くしました。
見る人を飽きさせずに、必要な情報をテンポよく伝えるためには、1カットの長さは短くします。それでも私の場合は、1カット8秒前後を目安としています。 一方、ゆっくりと見てもらいたい場合には1カットが長めになります。

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わかりやすい とは?

ストーリー

編集をしていない撮りっぱなしのビデオと、編集をしたビデオとの違いは何でしょうか?
私が考える最大の相違点は、そのストーリー性が誰の目にもわかるかどうか です。
撮影された場面を共有していた人が見る分には、そのカットの前後は、その人の記憶が補ってくれて、頭の中でストーリーを組み立てます。 そして新たな記憶が呼び起こされ、会話がはずむこともあります。
でも、少し想像してみてください。あなたがご実家へ帰省した際、お子さんとどこかへ遊びに行った時のビデオをおじいさんおばあさんに見せたとします。 あなたは終始、その時の状況説明に追われるかもしれません。幸いその場ではいい評価を受けました。次に奥さんのご実家へ帰省したとしましょう。 あなたは所用で行くことができませんでした。すると、思っていたほどの評価が得られませんでした。いい評価が得られたのは、ビデオに対してではなく、 実はあなたの話術によるものだったのです。
全てのビデオテープを編集するのはごく稀なことでしょう。それならば撮影をするあなたが、常に大雑把なストーリーを組立てながら撮影してはいかがでしょうか?
ストーリーの組立ての基本は「起承転結」にあります。簡単に説明をすれば、「起」は、これからどういう物語がはじまるのか暗示・説明をする部分、 「承」は、実際のエピソードの部分、「転」は、場面転換、事件等(これはホームビデオではあまり意識しなくてもかまわない)の部分、 「結」は、大団円、事件の解決、エンディングの部分となります。

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起承転結の「起」

ビデオを撮る時には、要所要所に説明用のカットを入れておきましょう。例えば、お出かけの直前お子さんに「○○ちゃん、これから□□へ行くんだよ」などと 話しかけながら撮影してみましょう。お子さんの反応も合わせて、これだけで立派な導入部分となります。 移動中の休憩での期待が高まるお子さんの姿も撮っておきたいシーンです。到着したら、そこの施設の全景や看板を1カット撮っておきましょう。 状況説明するため、最も簡単で必要なカットです。
もし、後から編集するのであれば、そこに字幕で、日時や場所を入れると、完璧なオープニングシーンとなります。

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起承転結の「承・転」

目的地に着いて、その後はお子さんが遊ぶシーン等を撮っていきます。ここで注意したいのは、「カメラの高さ」でも触れましたが、 遊んでいる場所・お子さんの動き・表情等をそれぞれ分けて撮ることです。
人が画面を見て、集中して理解できる情報量は意外と少ないものです。そこで、一つのカットで伝えるべき情報はなるべく少なくし、 そのカットからの情報は確実に理解してもらうことを心がけて撮影していきます。映像は一つ一つのカットの積み重ねですから、 1カット自体の情報量は少なくても、最終的には十分な情報が、見てくれた人に理解してもらえることでしょう。
ドラマや映画では「転」が無くては、視聴者・観客を惹きつけることができません。必要不可欠な部分ですが、 多くのホームビデオカメラマンには特に無くてもかまわない部分です。
もっとも、笑える範囲でのお子さんが転んだカットと泣いたカット、その後の何事も無かったように遊ぶカットもあれば楽しいでしょうが。

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起承転結の「結」

遊び終わって帰路に着く時には、沈んでいく夕日を撮ったり、車の中で眠ってしまったお子さんの寝顔を撮ったり、または、 家に着いてからベッドに入る場面を撮るのもいいですよ。そして「おやすみ」と声をかけながら電機のスイッチを切る…そこまで撮影して、一日の撮影終了。 とここまで撮影できると、後から編集する必要も無く、ストーリーが誰にでもわかる作品ができあがります。
もっとも撮影にはミスやハプニングが付きものです。ハプニングには採用するべきものもありますが、ミスショットは編集する際に、迷わず削除してしまいましょう。

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音声

私もよくやってしまうのですが、ビデオを見返してはじめて気がつくミスに、会話の途中で録画を止めてしまっていることがあります。 次のカットでは、話が飛んでしまい、せっかくの話の内容がわからなくなってしまいます。フレームに納める絵だけに集中しすぎた時にやってしまいます。
当然のことながら、DVカメラは映像だけでなく、周囲の音声も同時に録音しています。今どんな音がしていて、どんな声が流れて、どんな会話がされているのか等、 これらも見てくれている人へ伝えるべき重要な要素です。映っている人が、何気なく状況説明をしてくれている場合もあります。
撮影する時には、映像ばかりに気を取られないでください。耳にも意識を集中させましょう。なかなかできない事だと、私も実感しております。 しかし会話や説明が続いている時には、映像的にはボツでも、音声を録音するためだけと割り切って録画を止めないことも時には必要なのです。 編集する際に、関連するカットを挿入すればいいのです。このように編集することを前提とすれば、役割分担は音声のみというカットも有り得ます。
雑踏の中で、特定の音だけを録音するのは難しいものです。映される人の自然な動きを撮るためには、カメラをなるべく意識させないことが必要です。 しかし、そのため離れた位置から撮影すると、撮りたかった音が周囲の音に掻き消される場合も多くあります。近づきすぎると、今度は映される人が緊張してしまい、 こわばった表情しか撮れなかった という場合も考えられます。DVカメラに内蔵されたマイクの性能や、指向性の度合い、また、 撮影するあなたと撮られる人との間柄や、映される人のカメラ慣れの度合いにもよるため、具体的な距離は言えません。 無責任のようですが、ご自分自身が何度も試行錯誤を繰り返していくしかありません。
波の音、小川のせせらぎの音、虫の声等々、それだけで作品となりうる音も数多くあります。一度、いい絵ではなく、 いい音を狙って撮影に出かけてみてはいかがですか?

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終わりに

レベルアップをめざして

撮影した映像は、なるべく時間をあけないで見返すようにしましょう。その時は、お子さんの可愛らしさにはあえて触れずに、カメラマンとしてのシビアな目で見てください。 カット一つ一つで、これまで述べてきたポイントを検証してもらいたいのです。カットの欠点を探すことも必要ですが、良く撮れたカット、 それも、どこがいいのか具体的に挙げられるようなカットを探してください。その真剣に検証した成果は、次の撮影に必ずいきてきます。 常日頃、意識しながら撮影していると、半年前にはベストカットと思えたカットが落第点しかつけられなかったりします。
毎回の撮影と検証の繰り返しが、私を含めたカメラマンの「技術向上」「センスアップ」につながると信じます。 自分が最も撮りたい被写体(私は愛娘)を如何に可愛く撮影するか、そのための技術を磨いていきたいものです。
愛娘が、いつまで撮らせくれるのかわかりませんが、可愛く、素敵に撮影していきたい。
でも、結婚披露宴のプロフィールに使われてたまるか!!!と複雑な親心。
まだ5歳の娘なのに……

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